京都の祇園界隈では、舞妓さんが御用達の老舗喫茶がいくつかあります。
今回紹介するモーニングもそんな舞妓さんが足繁く通うと言われる喫茶の一つ。その名も「切通し進々堂」
果たしてどんなモーニングが味わえるのか、詳しく紹介していきたいと思います!
切通し進々堂のお店に訪問
聞き慣れない「切り通し(きりとおし)」という言葉。
これは、京都市東山区内にある南北の通りの一つを指します。こちらのお店もそんな通り名から来ているようですね。
祇園四条駅から東へと歩いて行く道中に切り通しの通りがあり、そちらに入ってすぐの場所にあります。
木の看板は年季が入っていて、長年運営していることが伺えます。では早速中に入っていきましょう。
赤い革張りのソファーにテーブル席がいくつか。
壁には、鯉の水彩画。祇園の街ならではの、どこか上品な雰囲気が感じられます。
創業は1960年。お茶屋さんで働く舞妓さんたちに親しまれているこちらのお店。
お客さんの会話を聞いていると、どうも置屋のお母さんと思われる人が来ていました。
普段自分の生活の中では関わらない人の出会いがここではできるんだなと感じたひとときです。
切通し進々堂のモーニングメニュー
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menu📝
・上玉子トースト…350円
・ホットコーヒー…450円
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この日頼んだのは、上玉子トースト。
他にも、
・バタートースト
・ハムトースト
・フレンチトースト
・ハニートースト
・コロッケトースト・・・
とトーストメニューはかなり豊富にありました。これは一部。
あと、サンドイッチもある。
ちなみに、玉子トーストもあり、こちらは玉子のみを挟んでいます。
一方の、上玉子トーストは、味付けしたきゅうりを挟んでいる違いがあります。
今回はきゅうりを挟んだバージョンが食べたく上玉子トーストをチョイス。
実は他にも「上ウィンナートースト(通称ういきゅう)」もあって、どちらにしようか悩んでいました。
中には、この玉子トーストと上ウィンナートーストの両方を頼まれる人もいるのだそう。食べられる自信がなく今回は一つだけに。
しばらくして運ばれてきたこちら。
運ばれたこちらは、見た目のインパクトからしても完全なフォトジェニック。
恥ずかしげもなく、大きな口でかぶりつきました。
軽くトーストされている食パンは、シンプルにバターのみで、さっくりとモチモチ。
ふわふわに焼かれた玉子と、きゅうりは塩味で味付けされていました。
シンプルな味付けだからこそ、それぞれの素材の味がちゃんと感じられて、美味しい。
あっさりしているので、ういきゅうと2つ食べられたかも!?なんて思ったり。
外で売られていた、あかい〜の、みどり〜の、きいろ〜という独特な名前のゼリー。こちらは舞妓さんが命名したそう。
長年愛されている人気スイーツで、店内でイートインもできます。
ちょっと一息つきたいときや、朝ごはんを食べにと、祇園の街で地元の人、舞妓さんに長年愛されてきた喫茶店がここにはあるんだなと感じました。
今度こそ、ういきゅう頼もう。
ごちそうさまでした^^
切通し進々堂の他の人の口コミ
切通し進々堂の店舗情報
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[店名:切通し進々堂]
▪︎ 場所:京都市東山区祇園町北側254
▪︎ 営業時間:10:00〜16:00
▪︎ 定休日:月曜日
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